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2013.4.13 羊蹄山 148沢

羊蹄山の北面(比羅夫~京極の間)はメジャーではない。空白部分が多い。

理由は沢、尾根が急峻でタイトなためであることと、北面であるがゆえに吹き付ける風により氷化していることが多いためパウダーを主目的とするスキーヤーには敬遠されるのだ。

 しかしパウダーだけがスキーではない。頂上からカッ飛ばしーの、ガリガリもデブリなどの悪雪をかすめとるのも十分に楽しい。物凄いスピードでやってくる障害を処理するのが楽しい。障害物走の一種、相手は自然。



P4130113.jpg
↑カリカリ…


 今回はアイゼンを使用しない高度までの範囲でのハイクアップとする。先に書いたが二日前に148沢を攻めようとしたのだが、気持ち悪くてやめた。(前述の通り)

 

アプローチ:川上牧場と旧巽小学校跡の道路を詰めると300mほどで除雪終了点に。そこに車をとめて入山。コンパスは南南西220度に切る。(ガスって失敗したことあり)

 

尾根は完全なアイスであり、沢中も危険が高い。よ~く知っている。なぜなら危険なため敗退もしている。迷ったこともある。

ハイクアップは尾根が細く急登であり、固いのであっという間にスキー背負う。なのでトレーニングにはとても良い。

 148の沢を右側に見ながら登る。見るからに危険そうだが、2日前と比べると、今回は二人だし、前日の気象条件も考慮するとリスクも低いと判断できる。

 ピットチェックをしたいが、滑るべき148の沢に登高の尾根から入れないので反対の沢側(左手)に類似地形を見出し、コンプレッションテスト、スキージャンプテストを数回する。これは登るラインから外れたところでやるし、テスト自体も傾斜があるところでやるので、オープン斜面でのテストより大変で神経を使うし時間もかかる。だが今回滑る斜面はリスクが高いので、その量がどのくらいかを可能な限り調べてから判断しないとただの危険になる。安全を重ねることが安全につながり、危険を重ねると事故になる。

 スキージャンプテストはコンプレッションテストより手間がかかるが、スノーソーを持っていけばコンプテスト+10分以内(人数によっては5分以内)で行えるので積極的に行うべきである。コンプレッションテストより視覚性、客観的判断に優れている。コンプレッションテストではバラツキがでやすい。男女での結果の差も結構あるように思う。(腕力・体重などが違うので)。コンプレッションテストで、結果が出てもそのあとどういう判断をするかが難しいが、スキージャンプテストだと一目瞭然で危険かどうかは判断しやすい。もちろんパーティー全体での滑走技術・レスキュー技術・体力なども考慮しての行動選択が出来る。

 c1500までくるとガチガチ。c1000c1500はカチカチ。これ以上は登るとパーティーとしての危険度はあがり、2人組みパーティーで来た安全メリットが無くなる。

 ここから大滑走。氷のボウルに向けて全速力。はじめは氷だがそのあと予想以上に雪はよくなった。板が走る、沢のリップを飛ぶ。最高に気持ちよい斜面だ。滝は3つあるうちの2つは飛び越える、1つは減速してしまった。そのあと沢が狭まってきたらジェットコースターになる。これもまた変化に富んでいて面白い。

 

羊蹄山北面はアドベンチャー斜面だ。羊蹄山はやはりKINGである。



P4130121.jpg
↑Tizi
                                
                                             
                             
P4130123.jpg
↑サイコウっす。




P4130129_20130420133514.jpg
↑dz
    



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